夫婦経営でぶつかっていた私たちが、ウェルスダイナミクスで変わった話

夫婦で会社をやっていると、考え方や進め方の違いでぶつかることがあります。
私たちもまさにそうでした。

私はウェルスダイナミクスでいうとメカニック、妻はディールメーカー。
かなり真反対のタイプです。

10年前まではこの違いが分かっていなかったので、よくぶつかっていました。

私は、先に流れを整理したい。
役割を決めたい。
再現しやすい形にしたい。

一方で妻は、まず人と会って、話して、動きながら前に進めるタイプです。

たとえば、何か新しいことを始めるときも、私は
「誰に何を任せるのか」
「どこで確認するのか」
「どうすれば同じ形で回るのか」
を先に考えます。

でも妻は、
「まず会ってみよう」
「話してみたら見えることがある」
という感覚で進みます。

当時はその違いを理解していなかったので、私は
「順番が雑に見える」
と感じていました。

逆に妻からすると、私は
「細かすぎる」
「考えすぎて止まって見える」
という存在だったと思います。

そりゃ、ぶつかりますよね。

でも、ウェルスダイナミクスでお互いのプロファイルを知ってから、このズレの見え方が変わりました。
性格が悪いわけでも、能力が低いわけでもなく、得意な進め方が違うだけだったからです。

そこが分かってから、対立はかなり減りました。
相手を直そうとするより、活かし方を考えられるようになったからです。

目次

すれ違いの原因は、相性の悪さではなく特性の違いかもしれない

会社の中で起きるズレは、気合いや根性で解決しないことがあります。
なぜなら、そもそも見ているものが違うからです。

メカニックタイプは、仕組み、整理、安定、再現性に意識が向きやすいです。
どうすれば同じ品質で回るか。
ムダを減らせるか。
誰がやっても進む状態を作れるか。
そこを考えるのが自然です。

一方で、ディールメーカータイプは、人との関係、流れ、場の空気、機会に強いです。
誰と組むか。
どうつなぐか。
今どこに勢いがあるか。
そうした部分をつかむのが得意です。

どちらが正しいという話ではありません。
見ているポイントが違うだけです。

この違いを知らないままだと、相手の強みが欠点に見えてきます。

整理したい人から見ると、動きながら進める人は雑に見える。
動きながら進める人から見ると、整理したい人は遅く見える。

でも本当は、どちらにも役割があります。

プロファイルを知るだけで、相手を責める気持ちはかなり減る

ウェルスダイナミクスを知って良かったのは、まずここです。
相手を責める量が減ります。

私たちの場合、分かりやすかったのが会話のズレでした。

私は、まず要点を先に知りたい
妻は、話しながら考えを整理したい

私は、まず要点を先に知りたいタイプです。
何の話なのか、結論は何なのかが見えてから聞きたいので、前置きが長いと途中でいら立ってしまうことがありました。

一方で妻は、話しながら考えを整理していくタイプでした。
背景や気になったことを口にしながら、だんだん要点が見えてくる。
妻にとっては自然な話し方でも、私には「なかなか本題に入らない」と感じていたんです。

当時はその違いが分からなかったので、私は
「もっと端的に話してほしい」
と思っていましたし、妻からすると
「最後まで話す前に止められる」
ように感じていたと思います。

でも今振り返ると、話し方が悪かったわけではありません。
考えを整理する順番が違っていただけでした。

こうした違いが分かってからは、相手のやり方を否定する前に、
「この人はこうやって考えをまとめるんだな」
と受け止めやすくなりました。
その結果、無駄な衝突はかなり減りました。

妻はこれまで、ウェルスダイナミクスの診断セッションを400名以上に行ってきています。
その経験の中でよく感じているのが、夫婦はプロファイルが遠い組み合わせになることが多いということです。
おそらく、自分にないものを持っている相手に惹かれるからなのかもしれません。
だからこそ、最初は魅力だった違いが、一緒に仕事や生活をする中ですれ違いの原因になることもあるのだと思います。

実際、私たちもまさにそうでした。
以前は真反対だから衝突の原因になっていました。
でも今は、真反対だから補える。
そう感じています。

実際、妻が人との関係を広げてくれることで前に進んだことは何度もあります。
私ひとりなら慎重になって止まっていた場面でも、妻が先に人とつながり、流れを作ってくれたことで仕事が動いたことがありました。

逆に、動き始めたあとに仕組みが必要になる場面では、私の役割が出てきます。
役割を整理し、流れを整え、続く形にしていく。
この順番があるから、単発で終わらずに済むわけです。

苦手を直そうとするより、得意をつなぐ方が会社は回りやすい

少人数の会社ほど、全員に同じ動き方を求めると苦しくなります。
人数が少ないぶん、一人ひとりの特性の影響が大きいからです。

役員2人の会社なら、なおさらです。
どちらかに無理が続くと、そのまま会社の重さになります。

だから大事なのは、
「苦手をなくすこと」より、
「誰のどの強みをどこで使うか」を見極めることだと思います。

私たちの場合でいえば、妻が前で人や機会を動かし、私が後ろで仕組みや流れを整える。
この形が分かってから、仕事の進め方がかなり楽になりました。

もちろん、いつもきれいに分担できるわけではありません。
それでも、土台としてお互いの違いを理解しているだけで、話し合いはしやすくなります。
これはかなり大きいです。

ウェルスダイナミクスは、大企業より小さな会社でこそ活きやすい

ウェルスダイナミクスというと、研修や人事制度が整った会社向けに感じる方もいるかもしれません。
でも実際は、小さな会社ほど役立つと私は感じています。

5人、3人、2人。
そういう会社ほど、ひとりの得意不得意がそのまま現場に出ます。

営業は進むけれど、その後が整わない。
管理はきっちりしているけれど、新しい流れが作れない。
社長が全部見ているから回っているけれど、他の人には任せにくい。

こうしたことは、能力不足というより、役割設計が合っていないことも多いです。

誰が悪いかではなく、
誰に何が向いているか。
そこを見直すだけで、会社は変わります。

人を決めつけるためではなく、力を活かすために使う

ここは大事にしたいところです。
ウェルスダイナミクスは、人にラベルを貼るためのものではありません。

「あの人はこのタイプだから無理」
と切るために使うものではなく、
「この人はどこなら力を出しやすいのか」
を知るためのものです。

人には得意なことがあります。
同時に、負荷がかかりやすいこともあります。
その両方を知っておくと、任せ方が変わります。

声のかけ方も変わります。
期待の仕方も変わるはずです。

その結果、組織のムダな摩擦が減っていきます。

仕組み化の前に人の違いを知ると、会社はずっと整いやすくなる

経営の仕組み化というと、マニュアル、フロー、ルール作りに目が向きやすいです。
もちろん、それは大事です。

ただ、実際にはその前に見ておいた方がいいことがあります。
それが、誰が何を得意としていて、どこで無理が出やすいかです。

人の特性と合っていない仕組みは、定着しません。
作った瞬間は良く見えても、続かないことが多いです。

逆に、人の特性に合った役割分担ができていると、仕組みは回りやすくなります。
任せやすくなるし、抜け漏れも減ります。
無理な期待も減るので、関係も安定しやすいです。

私は経営の仕組み化コンサルタントとして、会社を整えるときに「業務の流れ」だけでなく、「人の違い」も大事だと感じています。
どれだけ良い仕組みを作っても、そこにいる人の特性に合っていなければ、結局は回らないからです。

だからこそ、会社にウェルスダイナミクスを取り入れる意味があります。
役割分担を考えやすくなる。
衝突の原因が見えやすくなる。
苦手を責める代わりに、補い方を考えやすくなる。

それは、単なる性格診断ではありません。
会社を回しやすくするための土台になります。

もし今、
社内で噛み合わない感じがある。
夫婦経営や少人数経営でぶつかることがある。
任せたいのに、うまく任せられない。

そんな状態があるなら、業務フローを見直す前に、人の違いを整理してみるのも一つです。
会社を整える第一歩は、仕組みを増やすことではなく、まず互いの特性を知ることかもしれません。

鈴木天海のウェルスダイナミクス診断セッション

そして、もし
「自分はどんな強みを持っているのか」
「相手とどこが違うのか」
「なぜ噛み合わないのか」
をもう少しはっきり知りたい方は、一度診断を受けてみるのも良いと思います。

頭では分かっているつもりでも、言葉にして整理してもらうことで、見え方が変わることは少なくありません。
実際、違いが分かるだけでも、相手への見方や関わり方はかなり変わります。

鈴木天海は、これまで400名以上にウェルスダイナミクスの診断セッションを行ってきました。
表面的にタイプを分けるのではなく、その人の強みや無理が出やすいところ、相手との違いまで整理しながら、分かりやすくお伝えしています。

夫婦でのすれ違いを減らしたい方。
少人数の会社で役割分担を見直したい方。
自分の強みをもっと仕事に活かしたい方。
そんな方には、きっと気づきの多い時間になるはずです。

もし少しでも気になる方は、鈴木天海のウェルスダイナミクス診断セッションをのぞいてみてください。
「受けてみて初めて、相手との違いが腑に落ちた」
そんな声も多いようです。

今ぶつかっていることも、相性が悪いからではなく、違いをまだ整理できていないだけかもしれません。
その違いが見えるだけで、夫婦関係も、仕事の進め方も、思っている以上に楽になることがあります。

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